願いごとで選ぶ
日本では、願いごとに合わせて参拝先を選ぶことがよくあります。以下はこのページで紹介する場所の主なご利益です。あくまで言い伝えであり、保証ではありません。
| 願いごと | 参拝先 | 理由 |
|---|---|---|
| 癒し・リフレッシュ | 明治神宮、等々力渓谷 | 都心に人の手で造られた森と、滝のお堂がある緑の渓谷。 |
| 縁結び | 東京大神宮 | 「東京のお伊勢さま」であり、神前結婚式が始まった神社。 |
| 商売繁盛・出世 | 神田明神、愛宕神社 | 江戸の商人町の総氏神と、「出世の石段」。 |
| 金運・強運 | 小網神社 | 銭洗いの井戸と、災いから守ってくれる「強運厄除」のご利益。 |
| 厄除け | 川崎大師、小網神社 | 厄年の厄除けで関東屈指の知名度を誇るお寺。 |
| 安産 | 水天宮 | 特に暦の「戌の日」に、家族が安産を祈りに訪れます。 |
| 旅の安全 | 穴守稲荷神社 | 羽田の氏神さま。航空会社のスタッフも航空安全を祈りに訪れます。 |
羽田空港・川崎周辺のパワースポット
朝食前に、または到着日に
穴守稲荷神社 穴守稲荷駅から徒歩すぐ
羽田の氏神さまは1800年代初め、海辺の堤防の上に創建されました。堤防の決壊から田畑を守るためで、「穴守」という名前は「穴(決壊)を守る」という意味です。赤い鳥居のトンネルで有名になり、のちに航空とも縁が深まりました。周囲に空港が広がるにつれ、航空会社のスタッフが航空安全を祈る場所になったのです。1945年以降、空港用地として一帯が接収されたため、現在の場所に移りました。
鳥居をくぐって、本殿の奥にある奥の宮まで歩いてみてください。昔から参拝者は境内の「御神砂」を少しいただいて帰り、商売繁盛を願ってきました。小さく地元に根ざした神社で、早朝はとても静か。このページでいちばん気軽に行けて、宿からいちばん近いパワースポットです。
川崎大師 羽田から約20〜35分
正式名称は平間寺。真言宗の大寺院で、厄年の災いを払う厄除けでは関東屈指の名刹です。大本堂では護摩祈祷が1日に何度も行われ、参拝者も参列できます。初詣の人出は全国有数。参道には飴やお菓子の店が並び、帰り道も楽しみの一つです。
都営浅草線沿いの神社とお寺:泉岳寺から浅草寺へ
一本の路線で5つの駅
京急線は都営浅草線と直通しており、浅草線は東京の古い中心部を北へ走ります。空港方面からの電車には、そのまま直通する列車と、京急蒲田や泉岳寺での乗り換えが必要な列車があります。乗る前に行き先表示を確認してください。
泉岳寺 泉岳寺駅
この禅寺には赤穂四十七士の墓があります。元禄15年(1702年)の冬に主君の仇を討ち、のちに切腹を命じられた武士たちです。開運スポットというより、忠義と決意の場所。今もすべての墓に線香が手向けられています。いちばん賑わうのは12月14日の義士祭です。
増上寺 大門駅または御成門駅
徳川将軍家の菩提寺で、大殿(本堂)の真後ろに東京タワーがそびえます。赤いよだれかけと帽子を身に着けた小さな石の地蔵がずらりと並んでいますが、これは幼くして亡くなった子どもをしのぶ家族が奉納したもの。写真映えする背景であると同時に、祈りと追悼の場所であることを忘れずに。
小網神社と水天宮 人形町駅
小網神社はとても小さな神社ですが、強運厄除のご利益で有名です。1929年建築の社殿は日本橋に残る唯一の戦前の神社建築で、正面には2体の龍の彫刻があります。昇り龍が願いを天に届け、降り龍が福を運んでくるといわれます。「東京銭洗い弁天」と呼ばれる井戸では、硬貨やお札を清めて財布にしまいます。狭い住宅街の道沿いにあり、縁起の良い日には行列ができるので、道の端に並び、通行の妨げにならないようにしましょう。
徒歩数分の水天宮は、出産を控えた夫婦が安産を祈りに訪れる神社です。特に暦の「戌の日」は賑わいます。静かに参拝し、祈っている家族の撮影は控えてください。
浅草寺 浅草駅
東京最古の寺院で、創建は628年。二人の漁師が川から観音像を引き上げたことが始まりと伝えられます。雷門の大提灯をくぐって仲見世通りを歩き、本堂前の常香炉の煙を体に浴びましょう。煙を当てた部分が良くなるといわれています。浅草寺のおみくじは「凶」の割合が高いことで知られます。凶が出たら所定の場所に結んで帰りましょう。
都心の神社:明治神宮、神田明神ほか
虎ノ門・赤坂・飯田橋・御茶ノ水・原宿
愛宕神社 出世の石段
愛宕神社は、東京23区で最も高い天然の山・愛宕山(標高約26メートル)の上に建っています。境内へは「出世の石段」と呼ばれる86段の急な石段を上ります。寛永11年(1634年)、曲垣平九郎という武士が馬でこの石段を駆け上がって将軍に梅の枝を献上し、出世したという伝説があります。上れば仕事運が上がるといわれます。下りは脇のなだらかな坂(女坂)を使うのが賢明で、膝に不安のある方は上りもこちらで。
日枝神社 赤坂の守り神
かつての江戸城の鎮守で、今は赤坂のオフィスビル群の中にあります。神の使いは猿で、社殿の前には子猿を抱いた母猿と父猿の像が立ち、夫婦や家族に人気です。赤い鳥居が続く脇の稲荷参道は写真映えする参道。表参道にはエスカレーターがあり、このページの丘の上の神社の中でいちばん上りやすい神社です。
東京大神宮 縁結び
東京大神宮は、東京の人々が伊勢神宮の神々を拝めるよう1880年に創建され、「東京のお伊勢さま」と呼ばれています。1901年には前年の皇室の御婚儀にならって初めての神前結婚式を行い、現在の神前式はここから広まりました。この歴史から、あらゆる良縁を願う縁結びの神社として東京で最も知られています。飯田橋駅から徒歩数分。週末は恋愛のお守りやおみくじを求める若い参拝者の列ができます。
神田明神 商売繁盛
神田明神は730年創建と伝えられ、神田・日本橋・秋葉原といった旧商人町を何世紀も守ってきました。今も多くの企業が仕事始めに参拝します。祭神の一柱は、900年代に反乱を起こした武将・平将門。東京では長く敬われ、そして畏れられてきた存在です。秋葉原の隣という土地柄、パソコンや電子機器を守るお守りもあります。奇数年に行われる神田祭は、江戸を代表する大祭の一つです。
明治神宮と清正井 朝の時間をまるごと
明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする明治神宮は、約100年前に全国から献木された木々で造られた森の中にあります。長い玉砂利の参道こそが見どころで、社殿に着くころには原宿の喧騒は消えています。しめ縄で結ばれた2本の楠「夫婦楠」も探してみてください。夫婦円満のご利益があるといわれます。
武将・加藤清正が掘ったと伝わる清正井は、東京で最も有名なパワースポットです。毎分約60リットルが湧き出る澄んだ泉で、水温は一年中約15℃。御苑の中にあり、維持協力金500円が必要です。開苑時間は神社より短く、季節により通常9:00〜16:00または16:30。6月には御苑の花菖蒲が見頃を迎えます。
等々力渓谷:東京の中の森の渓谷
別の日の半日で、東京南西部へ
等々力渓谷と等々力不動尊 2026年3月に再開
東急大井町線の等々力駅から少し歩くと、木々に覆われた小道が道路より低い渓谷へと下っていきます。小川や小さな滝、祠が点在し、ここが東京だとは信じがたいほど。上には千年以上の歴史を持つと伝わる真言宗の等々力不動尊があり、その下の池には弁天堂があります。渓谷の遊歩道は安全対策工事のため約3年間閉鎖されていましたが、2026年3月に再開しました。
羽田からは都内を横断する長い移動になり、大雨の後は一部が再び閉鎖されることもあります。当日に世田谷区の公園情報を確認し、その日の午前はここだけを目的地にしましょう。
神社とお寺の参拝マナー
見物人ではなく、お客として
| 場面 | 神社 | お寺 |
|---|---|---|
| 入るとき | 鳥居の前で一礼。参道は端を歩きます。中央は神さまの通り道です。 | 山門の前で一礼。敷居は踏まずにまたぎます。 |
| お清め | 手水舎で左手、右手の順にすすぎ、次に左の手のひらに水を受けて口をすすぎます。柄杓に直接口をつけてはいけません。最後に柄杓の柄を洗い流して戻します。 | |
| お参り | お賽銭を入れ、鈴があれば鳴らし、二拝・二拍手・祈り・一拝。 | お賽銭を入れ、静かに手を合わせて祈ります。拍手はしません。お線香は任意です。 |
| おみくじ・お守り | おみくじが悪ければ、所定の場所に結んで帰ります。良いものは持ち帰りましょう。お守りは開けないこと。古いお守りは1年ほどで神社やお寺に返納します。 | |
| 撮影 | 撮影するのは境内の景色まで。社殿や堂内、祈っている人、結婚式や儀式は許可なく撮らないでください。三脚やドローンも許可が必要です。 | |
どの東京のパワースポットに行くべき?
| こんな人は… | ここを選ぶ | これは避ける |
|---|---|---|
| 最初の一か所を完璧に | 開門直後の明治神宮 | 土曜の昼に到着すること |
| 無理なく何か所も | 浅草線沿線:泉岳寺、増上寺、人形町、浅草寺 | 東京の東西を行ったり来たり |
| 空港の近くで | 穴守稲荷から川崎大師へ | 到着日に都内を横断すること |
| 体を動かしたい | 愛宕神社の86段 | 雨の日や荷物を持っての石段 |
| 建物より自然 | 明治神宮の森、または等々力渓谷 | 大雨の後の等々力 |
| 特定のご利益がほしい | このページ冒頭の「願いごとで選ぶ」表 | 行く先々でお守りを買うこと。心を込めた一度の参拝で十分です |
羽田から行くパワースポット 3つのモデルプラン
浅草線めぐり
- 朝早く穴守稲荷駅から京急線で泉岳寺方面へ。都営浅草線に直通する列車か確認しましょう。
- 泉岳寺:四十七士の墓に線香を一本。
- 大門で降りて増上寺と東京タワーの眺めを。
- 人形町で小網神社の銭洗いの井戸と水天宮へ。昼食も人形町で。
- 夕方、日帰り客が減り始めるころに浅草寺へ。京急線で帰ります。
おすすめ:初めての方。立ち寄り先が多く、路線は一本、引き返しなし。
都心の神社めぐり
- 暑くなる前にまず愛宕神社へ。86段を上り、なだらかな坂で下ります。
- 徒歩または一駅で赤坂の日枝神社へ。猿の像にご挨拶。
- 昼食のあと、飯田橋近くの東京大神宮へ。
- 夕方は神田明神へ。対比を楽しみたいなら隣の秋葉原も。
- 京急線に戻ります。明治神宮は別の朝にとっておきましょう。
おすすめ:変化を楽しみたい方。石段、街の眺め、縁結びと商売繁盛を一日で。
宿の近くで過ごす朝
- 夜明けの穴守稲荷神社へ。宿から歩いてすぐです。
- 京急線で京急川崎へ行き、大師線に乗り換えて川崎大師へ。
- 川崎大師:大本堂、行われていれば護摩祈祷、参道の飴屋さん。
- 近くで早めの昼食をとり、羽田方面へ戻ります。
- 午後はゆっくりと。到着日や出発日に向いた一日です。
おすすめ:時差ぼけのグループ、短期滞在、飛行機の時間が気になる方。
混雑、季節、持ち物
- 前日に時間を確認。境内は早く開くことが多いものの、社殿・庭園・授与所・御朱印の受付はもっと短く、時間もまちまちです。
- 静かに参拝したいならピークの日は避けて。1月1〜3日(初詣)、祭りの日、11月の週末(七五三)、水天宮や小網神社などの縁起の良い日は混雑します。
- 小銭を持って。お賽銭、おみくじ、コインロッカーには100円玉と5円玉が便利です。5円玉は「ご縁」に通じる縁起物として昔から好まれています。
- 歩きやすい服装で。玉砂利の道、急な石段、長い参道が当たり前です。社殿やお堂の中では帽子を取りましょう。
- 儀式を尊重して。大きな神社では結婚式、お宮参り、お祓いが毎日のように行われています。場所を空け、ご家族を撮影しないでください。
- 声は小さく、飲食は境内の外で。食べ歩きは参道の商店街で、境内ではしないこと。
羽田に泊まって東京の社寺へ
Stark House 羽田は京急空港線・穴守稲荷駅から徒歩すぐ。羽田空港第3ターミナルから2駅で、穴守稲荷神社も歩いてすぐです。同じ京急線で川崎大師へ行けるほか、都営浅草線直通で泉岳寺、増上寺、人形町、浅草にも行けます。客室は202号室と401号室の2室で、どちらも約20㎡のスタジオタイプの個室。就寝は布団です。
強みは朝早く動けること。夜明けに近所の神社へお参りし、乗り換えに追われることなく東京屈指の聖地を何か所も訪ねられる路線があります。毎日の予定が明治神宮や東京西部中心なら、そちら側のホテルのほうが便利でしょう。
よくある質問
パワースポットとは何ですか?
パワースポットとは、訪れた人に元気や運、新たな気持ちを与えてくれると信じられている場所を指す、比較的新しい言葉です。多くは神社、お寺、ご神木、湧き水、古い森です。宗教用語ではなく一般的な言葉ですが、場所そのものは今も祈りが続く信仰の場なので、観光名所としてではなく、お客として訪れてください。
東京でいちばんおすすめのパワースポットは?
最初の一か所なら、都心で最も静けさを感じられる明治神宮と、東京最古のお寺の賑わいを体感できる浅草寺がおすすめです。特定のご利益を求めるなら、願いごとで選びましょう。縁結びなら東京大神宮、商売繁盛なら神田明神、金運と厄除けなら小網神社です。
神社ではどうお参りすればいいですか?
鳥居の前で一礼し、参道の中央ではなく端を歩きます。手水舎で左手、右手、口の順に清めます。社殿の前でお賽銭を入れ、二拝・二拍手のあとにお祈りをし、最後にもう一度一礼します。お寺では拍手はせず、静かに手を合わせます。
御朱印とは何ですか?集めてもいいですか?
御朱印は参拝の証として授けられる手書きの印と墨書きで、通常は専用の御朱印帳にいただきます。先にお参りをしてから授与所でお願いし、表示された初穂料を納めます。記念スタンプではなく参拝の記録として扱い、書き置きを用意している場合を除き、普通のノートやメモ用紙には頼まないでください。
明治神宮の清正井は見られますか?
はい。清正井は明治神宮御苑の中にあり、維持協力金500円が必要です。開苑時間は神社の境内より短く、季節により通常9:00〜16:00または16:30です。行列を避けるなら開苑直後に。最新の時間は公式サイトで確認してください。
等々力渓谷はまた開いていますか?
はい。遊歩道は約3年間の閉鎖を経て、2026年3月に再開しました。渓谷は東急大井町線の等々力駅から歩いてすぐで、上には等々力不動尊があります。大雨の後は一部が閉鎖されることがあるので、出かける前に世田谷区のお知らせを確認してください。
東京の神社が最も混むのはいつですか?
圧倒的に混むのは初詣の1月初旬です。週末、祭りの日、11月の七五三、水天宮などの縁起の良い日も混雑します。このページのほぼすべての場所で、平日の早朝がいちばん静かです。
車なしで羽田から東京のパワースポットへ行くには?
京急線を使いましょう。京急線は都営浅草線と直通しており、浅草線は泉岳寺・大門・人形町・浅草に停まるので、このページの複数の場所を一本の路線で回れます。直通列車もあれば乗り換えが必要な列車もあります。川崎大師へは京急線と大師線で約20〜35分。出発前に必ず最新の時刻表と運行状況を確認してください。
公式サイト
- 明治神宮 — 境内と御苑の開門時間
- 東京大神宮 — 由緒、お守り、祭事
- 小網神社 — 境内と銭洗いの井戸
- 神田明神 — 祭りとご祈祷
- 浅草寺 — 開堂時間と行事
- 川崎大師 — 護摩祈祷の時間と初詣情報
- 穴守稲荷神社 — 羽田の氏神さま
- 等々力渓谷公園(世田谷区) — 遊歩道の最新状況
- 京急電鉄公式サイト — 羽田からの路線、直通列車、時刻表
東京のほかのガイド
早く着いて、ゆっくり帰る
本当に行きたい場所を一つ、同じ路線でその近くにもう一つ、そしてその間に静かな一時間を。東京のパワースポットは、長いチェックリストより、早起きとゆったりした散策にこそ応えてくれます。
最終更新:2026年9月26日。開門時間、料金、アクセス条件、祭事の日程は変わることがあります。訪問の直前に各神社・お寺で確認してください。